2019年10月25日金曜日

人の悪口

非常勤帰り。電車で隣り合わせた女子学生二人組が教員の悪口を言い合っていた。「あのMのジジイ最悪」「Mやろ。あれは頭おかしいわ。あいつが学校行くべきやろ」「ほんまや」M先生、誰だか知らないけど、散々な言われよう。自分もこんな風に言われているかも、と思うとちょっと憂鬱になる。

だけど、その後、二人の会話はこう続いた。「まぁ、でも嫌いっていう訳ではないけどな」「まぁね」… あれだけボロクソに言っていて嫌いちゃうんかい!と声を出してつっこみたくなったが、ちょっとかわいいなと思った。M先生、厳しいけど憎めない人なんだろうな。厳しさの奥にある愛情みたいなものが伝わっている、ということか。


こういうことが昨日あった。今日になって別の可能性も頭に浮かんできた。もしかして、本当は本当に大嫌いだけど、友だちに対して「誰かを嫌っている」というメッセージを発することが禁忌というか、絶対だめなことと思われていて、最後にフォローしたのではないか…

そんな嫌な奴なら「大嫌い」でいいと思うよ。あるいはそれほどでもないなら、電車の中ではもう少しマイルドに批判しましょう。

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