2018年8月10日金曜日

毎日が夏休み

今年の後期は週11コマ。収入の面ではありがたいが、半分くらい来年には無くなると言われているから、モチベーションは低いし、移動して一日に4コマとか体力的にかなりきつくもあるので、前期の講義期間中からすでに不安だった。今でも結構しんどいのに、後期は大丈夫か、と。ようやく、夏休みになった。採点なども大体片付いた。自分の時間として活用すべき自由な時間なのに、授業が再開したら、そんな生活に耐えられるのだろうかという心配に襲われ、精神的に委縮してしまっている。そんなことなら、早く始まってしまえばいい、というマゾ的な気持ちも湧き出て来たり。まともに働いている人は、数日間の夏休みを楽しみにしていることだろう。自分は休みが何日もあるのに、何とも言えない焦りの感情を抱えてふわふわして過ごしているだけだ。もっとも、まともな収入があった上での連休ではないから、そんなに罪悪感は感じていないが。

どうやったら、自分の「自由」を生かせるか。こんな生活をするようになって、というか、こんな生活が続くことがはっきりして以降、何度も考えてきた。焦りの感情は自分が作り出した幻影だ。そこから逃れるために、森田療法とかマインドフルネスとかの本を読んだりもしたが、最近はその手の本がそそらなくなってきた。自分は、神経が鈍感だから、うつにはならないようだけれど、もう少し平安な気分で過ごす時間を増やし、自分なりの課題に、前向きに取り組みたいと思う。そのためにはどうするか。とにかく、何かを実践していくしかない。何か、いつか、と言っていると、ただの焦りになるから、具体的なことにとりくみ、それを淡々と積み上げていくことをめざす。結局、結論はいつも同じだ。それにプラスして、もっと隣人のために生きることを心がけることと。自分のことしか考えないで生きてきたから、実践するのは大変難しいが、とりあえずの目標として。

老眼が進んでも、髭に白髪が数多く混じるようになっても、朝めちゃくちゃ早く目が覚めるようなっても、頻尿気味になっても、自分は中二病なのだ。死ぬまでこのままなのか、と不安になるが、体力の減退とあわせて精神のあり方も少しは変わって来てはいるようではある。成熟か枯れていっているだけか、よく分からないが。自力でここから抜け出すのは、なかなか難しい。自分の精神をあまり覗き続けない方がいいのだろう。

どこかに行って気分転換したいが、金がかかると思うとどうしても腰が重くなる。とはいえ、生きている内が花だからな、何か工夫して、活動する気力を呼び起こしたい。

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