2017年8月26日土曜日

時間の有効活用

時間の有効活用。如何に無駄にしないで生かすかが大事だ。という倫理観から自由になりたいが、まったくなれないでいる。もっとちゃんとした人だったら、こんなにある自由な時間をもっとちゃんと使えるはず。もっとちゃんと生かせるはず。それに比べて自分は、なんという無駄な過ごし方をしているのか。若い時からそうだった。無駄に生きてきた、ということもそうだし、それに開き直れずにいたということもそうだった。無駄にしたことを後悔する時間という、無駄な時間に輪をかけて無駄な時間をどれだけ過ごしてきたことか。こういう人がいる。でも、あの人は、もともとこうだし。ああいう人がいる。確かに、でも、あの人は、そもそもこうだし。比較の対象、慰めの対象、何かよく分からない仕方で他者を利用して、どこかで重さから抜け出す。しかし、そんなものはツケにすぎないから、後からまたまた利息がついて、自分を苦しめる幻想になる。何もかも、自分で作っている幻想だ。しかし、自分という人間は、どこかで他人を必要としている。達観して、一人で自由になろうとするのではなく、他者が必要なことを認めて、つながりの中に、自由になるように考えたいとは思う。つながりと言っても、「絆」的なお話のことではなく、もっとなんでもない、でも生きていることの根幹にかかわる何かである。

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