2011年9月18日日曜日

大学路(テハンノ)へ

 
生KARAを見る、という、これ以上はないくらい「あー韓国来て良かった」経験をしてしまった以上、あとの日程は、もうオマケという気分になってしまった。イベント後、バンに乗り込み他の仕事へ向かうメンバーを見たあと、バンダナ君と、ギュリファンの女の子に、カムサハムニダと別れを告げ、地下鉄の駅に向かう。もう一人なので、一人で飯が食べられるところはどこかなとメモを見る。ネットで、「ソウル・1人・ご飯」みたいな検索をかけて、載っていたところを書いてあったのだ。折角だから、行ったことない街に行こうと、大学路(テハンノ)へ向かう。 
(写真は地下鉄の駅の、コ・ヒョンジョンの広告。)
 
地下鉄の主要駅には、大きなタッチパネル式のモニターがあって、daumの地図・航空写真が見ることができ、簡単な検索なんかもできる。IT、ネット環境などは、断然、韓国が便利。 
 
一人向けの定食もあるとの情報で、エハンノの食堂へ。しかし、食べたかった料理は、二人前からだった。味噌汁定食って感じのにする。美味かったが、汗かきのため、トウガラシ入りの味噌汁を飲みながら、大量の汗が。一人で飯食う時、一番困るのは汗だったりする。誰かいれば、突っ込んでもらったりして、単に汗かきにすぎないということを、なんとなく店員、他の客に伝えたりできるが、一人でももくもく食べながら、汗をダラダラ流していると、辛いのがつらいのか、しんどいのか、という風に見えてしまうので。辛いのが嫌いなのでも、つらいのでもない。暑いのでもない。ただ、汗が出てるだけ、なのに。
おかずはいくらでもお替り可能、とのことだった。 
 
韓国は、圧倒的に犬派が多い。猫へのまなざしは大変厳しい。近年、ちょっと変わってきたそうだが。野良猫も、大阪にくらべたら少ない。宿の近くで、一匹見たが、通りがかったおばあさんが「おらっ!!かーぅっ、けっ!!」というような?吐き捨てるような言葉を投げつけて、追い払っていた。しかし、テハンノでは、少し可愛がられている野良もみられた。食堂のおばさんが、「もご、もご!(さぁ、お食べ!)」と言って、何かあげていたし。若者の町には、猫好きも少し多いのかも。 
 
テハンノは小劇場の町。小屋のポスターが一堂に。芝居に興味はないけど、お笑いのライブくらい調べておいて見てもよかったかな、と今になって思うが、さっとまわって、宿へ帰る。 
 
韓国はクリスチャンが多いので、教会もそこらじゅうに。チョンノ3ガのあたりだったか。
このあたりで、韓国人の中年女性2人組に道を聞かれた。右手の手首に左手を添え胸のところにくんで、頭を下げる、という丁寧なあいさつで。「あー、すんません、イルボンです」とあわてて謝る。ソウル駅でも道を聞かれたし、すぐに日本人とばれないのは、ちょっとうれしい。10年前に香港に行ったときは、道をあるけば、日本語で「ニセモノドケー、アルヨ」と声をかけられて、そんなに日本丸出しなんだな、と恥ずかしかったので。カメラと地図を手放せば、そこそこばれずにすむような気もする。ただ、明洞みたいな日本人観光客が多いところでは、客引きの目が肥えているから、すぐばれるけど。僕自身も、日本人観光客は、すぐに識別できる。何をもって認識できているんだろうな。

コンビニで、マッコリかって宿に帰り、テレビを見て飲みながら寝る。
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