2011年9月16日金曜日

韓国で見た物乞いをする人たち


テグの山寺で開催されているお祭りを見に行く。参道中で、見かけた物乞いをする人の姿。共に両足がない。地べたに這いつくばり、前のミュージックボックスから、もの悲しい音楽を流している。こういう形態を他にもみた。Mさんの彼氏は、暴力団みたいな悪い奴らが拉致して足を切断し、こういう仕事をさせているらしい、というものすごく恐ろしい話をしていた。「今もどこからか悪い奴が見ているはずだよ。」と。つまり、あがりを監視しているやつがいて、あとで巻き上げるということなのか。

まさか、都市伝説みたいなものでしょう、と最初思ったのだが、定型化したスタイルだし、両足を切断する事故なんて、そんなにはないんじゃないか、などということを考えると、もしかしたらという気も・・・。ベトナム戦争の記憶が生々しい時代には、いわゆる傷痍軍人スタイルでの物乞いはたくさんいたらしい。それはそうだろう。その流れなのか。彼らもやはり傷痍軍人なのか。通り過ぎる人たちは、当たり前のようにスルーしていた。

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