2011年9月17日土曜日

カンナム区、ミーハー探訪


さまーずが来たことをアピールする焼肉屋。

実家に帰る高速バス乗り場へ向かったJさんと別れ、一人、カンナム区を散歩する。普段まったく運動していないので、連日の長距離散歩に相当ヘトヘトになっていたが。
目的地は、「芸能プロダクション」のあるエリア。ホントに、今はKARAが好きで、その他、K-pop一般も好きで、どうもこのあたりがそういうエリアだろうってことでうろうろする。ホントはカラの事務所、DSPメディアがこのあたりにあるはずだから、劇団ひとりみたいに、門の前で記念撮影だけしようと思ったのだが、そこはもう少し離れた町だったみたい。小高い丘があり、高級住宅と、事務所みたいなものが並ぶ地域。神戸の岡本とかそんな感じの地域かな。丘を登ったり降りたり、足がいっぱいいっぱいに。



(カラのニコルがプロデュースするクッキーを売る店。 )

そうこうしていると、めちゃくちゃキレイで、すらっとしてて、顔もけっこう「完成」させている感じのお姉さんが5人くらい歩いているのに遭遇。業界っぽいお兄さんにつれられて、何か関係者みたいな人に、日本語だったら「おはよーございまーす」みたいな感じのあいさつしていた。現在、韓国には山のようにアイドルグループがあるので、そのうちの一組だろう。僕の乏しい知識では誰だか分らなかったが。
カフェでくつろいでいるお姉さんも見かける。鼻に大きなテーピングをしている。他にも、鼻にばんそうこうをしているお姉さんも見かけた。共に美人。これは、僕の妄想かもしれないけど、「完成」のための裏側の姿なんじゃないかな、とちょっと思った。日本のアイドルだって、整形している人はたくさんいるはずで、韓国のアイドルと言えば、全員、医学の力で、というイメージは差別的なまなざしに基づくものでもある。あれだけ、高須クリニックや、品川美容整形のコマーシャル流れているんだから、相当、お客さんいるのだろう、日本にも。だが、美容整形への心理的ハードルというか、罪悪感みたいなものは、日韓で相当な差があるようにも見えるのは確か。韓国のスポーツ新聞などのサイトを見たら、整形と、あとはインプラントを含めた歯科矯正なんかのポップアップ広告ばかり出てくるし。そういう整形のうちでも、「鼻」に関しては、韓国でテレビにでているキレイな女の人はみんなやっているんじゃないか、と、アンチでない僕でも思うくらい、一般化しているように見える。注射を打つのか。プレートみたいなのを入れるのか。やらんで、ええのになぁ、と思う人も。KARAのク・ハラも、テレビ番組で、鼻の注射はした、という話を告白していたし。

そういう頭があったので、芸能人の町で見かけた美女の、鼻の絆創膏には、ついつい目がいってしまったのだった。手品の仕掛けを見た、みたいな。全然関係ないかもしれないけど。

うろうろしているときに、ガイドブックや地図を見ている女性グループを何人も見かける。みんな日本人。9月の普通の日に旅行できる人、ということで限られているのかもしれないが、日本人観光客の9割くらいは、女性に見えた。男は、女性グループと一緒にきた連れ添い見たいな人しかいないように見えた。一組くらい、大学生くらいの男子グループも見たけど、ほとんど、女の人同士の集まりだった。僕が泊まった3000円くらいの日本人向けゲストハウスも、来ているのは僕以外全員、女性だった。
で、この町で、うろうろしている女性たちの目的は、まさに、韓流スター。特にたくさん集まっている場所があって、その前で、中学生くらいの娘を連れたお母さんらしき人がいて、話しかけてみた。「ここ、どこかの事務所なんですか?」と聞くと、「SMですよ」とのこと。少女時代とかの所属する最大手の事務所だった。へー、これがか。いろんな事務所の場所が載っている地図をみながらうろうろしているらしい。「一人くらい、誰か見れないかな、と思ってね」と。今どきの、仲良し、母娘だ。「スーパージュニア狙いですか?」と聞いたら、「東方です」とのことだった。

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