2016年9月25日日曜日

自業自得

自分の状況は、自分がやってきたこと、というか、やってこなかったことの結果だ。自業自得だと思っている。よく不平不満を口にはしているが、その対象は、基本的に、自分自身である。ダメな人には、わたしのように思っている人も多い気がする。

何らかのダメを抱えて、うまくいっていない状況の人に対して、自業自得だという非難を浴びせる人が後を絶たない、ように見える。本当にそうなのか、そういう声が、ネットがあるために、増幅されてよく見えるようになったのかどうかは分からないが。

そういう声には、ああそうです、自分が悪いんです、とこころの中で応じるひとが多いだろう。反論のしようがないのだから。認める。認めるけれど、それでもやはり傷つくのだ。非難する方は、非難することで、対象者を「正しい」道に導こう、としているのではなく、他の人に、こんな状態になってはいけないよ、反面教師にしなよ、と言っているのだから、傷つこうが、どうしようが、関係ない。

調子よくやっている人は、調子よくやっているだけに、元気で強い。経済的な成功者とか、ネオリベとかは言わずもがなだが、いわゆるリベラルな人にもそういうひとが多い気がする。悪い奴に虐げられている人たちには優しいのだけど、そうでもなく、本人のせいでダメな人たちには、基本、優しくない。とか言うと、他者への不平不満になってしまうのかもしれない。

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